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ソウルブレイド

[344]  カイル  2006-08-12投稿
「な…に…うしろを…いつの間に…」
額を伝う冷たい汗がはっきりわかる。
「自分の快楽の為だけに…人を傷つけるのがそんなに楽しい?」
「ふんっ…最高に決まってるだろ」ひゅんと大剣を振って裕太に向き直る。
「ちってゆく魂は…花のように…」バシンッ。
霞む視界。何が起きたかわからなかった。裕太が銀の頬をおもいっきり殴ったのだ。
「…それだけのために…何人だ…」
「ふっ…ばれたか…そうだなぁ…ざっと20人…」
隙をついて大剣振るった。ぎりぎりで剣が止まる。
鞘から少しだけ出た刃で大剣二本を受け止めたのだ。カランと鞘が落ちる。
「真剣なんて初めてなのに…なんだか力が湧いてくる!」
大剣を払いのけると間合いを取った。
「ま、まぐれさ…俺が…俺が負けるわけない!」怒り狂ったように剣を振るった剣は全て見えない壁に弾かれたように当たらない。
「くそ!くそ!くそ!」怒り狂ったように剣を振り回すその様は…エリートのえの字もなかった。
「もらった!」
銀の刃が鋭くひかり裕太の首を目指す。当たったかに思われたが、それは残光だった。「加速…」
裕太の姿が消えたのと、銀の体から血飛沫があがるのは同時だった。

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