携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 落チコボレ?

落チコボレ?

[376]  青葉  2006-08-12投稿
只今14:26。
国立競技場前。

私、河合雪乃は
告白の真っ最中。

…って言っても、
告白されている側だ。

「付き合って下さい」

「ごめんなさい」

即答。
その顔でよく告白出来たな。
…勇気だけは認めてやろうかな。

「で、ですよね…すみませんでした…」

半泣き状態で去っていく青年、保田幹久。

落ちこぼれの野球部万年補欠。容姿も野球も落ちこぼれである。

その落ちこぼれが、私に交際を申し込んでくるとは……。

明日は笑い者だな。


─翌日。

「雪乃〜!昨日、保田に告られたってマジ!?」

「断わったよね!?」

クラス一番の話題は、もちろん昨日の告白。
…なぜ、こんなに情報が早いんだ?

「どーなの!?」

「もちろん、断わったよ」

「だよね〜!釣り合わないし!!」

「さっすがミス青葉!雪乃、可愛いもん♪」

ミス青葉とは、この青葉高等学校で開かれるミスコンの優勝者…つまり、私の事だ。

ま、外見だけなのだが。


「しかも雪乃には、あの雄也くんが居るし?」

「雄也くんはいい男だよね〜お似合いじゃん♪」

「え!?そんな事ないよ〜!!」

「なんで〜?ラブラブじゃん♪」

…本当だよ。上手くいってないし。

感想

感想はありません。

「 青葉 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス