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†この空の下

[291]  2009-12-08投稿

六月八日、本日も雨 眩暈と眠る日曜日
胸に残る温度に縋る 弱い女になりたくない

頭、掻き乱し 自分を追い詰めても
この梅雨のように 決して晴れない落日

死んでしまいたい 弱音を吐いても
貴方には届かないなら 少しはいいかな
私は強くない 貴方なら知っているでしょ
こんなにも小さな心、嫉妬に壊れて

私だけじゃない そんなの解ってるし
私だって 貴方だけじゃない でも…

手首、掻き毟って 涙を流しても
遠い空の下 貴方には伝わない悲痛

病んでしまっている 気付いてはいたけど
涙腺はいつも貴方で溢れ 困らせる
瞼を曇らせる人はきっと 最初で最後の恋人
こんなにも脆弱な想い 嫌悪に抱かれて

ねぇ 待っている この空の下
同じ笑顔で会える日を
ねぇ 信じている くじけそうだけど
あの日の接吻は嘘じゃないから

ほら もうすぐ夏が来る
暗い気持ちを払って
ほら 私は強くなるんだ
貴方に似合う人になるために…。

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