携帯小説!(PC版)

air 22

[349]  182  2006-08-12投稿
レックスが起きてしばらくすると、レイが3人を起こすため部屋に入ってきた。フィーとハウィーも目を覚ました。  「フィー、昨日のこと…」  レックスはフィーが昨日のことを覚えているか気になっていた。  「…ごめんなさい…私何の役にもたたなくて…。」  「フィーは俺のことを守ってくれた。今度は俺達がフィーを守るから。」  レックスはフィーがフラーの話しを聞いてないことを知り少しホッとした。  「…ありがとう。」  フィーはニコッと笑った。しかしレックスはフィーの笑顔を見ると逆に辛くなった。  村長の家で朝食を取るとレックス達3人は村を出る準備をした。  「どこか行くあてはあるのですか?」  村長がレックス達に聞いてきた。  「いえ、はっきり言って行くあては無いです…。地上のことは何も分からないですし…。」  「そうですか…、それでは北東にあるレブルア帝国に行ってみてはどうですか?あそこならイルバース帝国もうかつに手を出せません、あと…レイも連れて行ってはくれないでしょうか?何かと役に立つとは思います。」  レックスとハウィーは顔を見合わせた。  「俺達はぜんぜん良いですけど…レイは?」  「私なら大丈夫、役に立つかは分からないが。」  「レイならぜんぜん頼りになるよ!じゃあよろしくなレイ!」  ハウィーは嬉しそうにレイの手を取り強引に握手をした。  レイが新しく仲間に加わりレックス達4人は北東のレブルア帝国に向かうことにした。 

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