姉貴=鬼
「くらぁぁぁぁぁぁ!!!!」
「どわぁぁぁぁぁぁ!!??」
「朝じゃボケェェェ!!
さっさと起きんかい、この寝坊助がぁぁぁ!!」
朝からこうして鬼(※姉)に起こされる。
「…ったく…毎朝ガーガーうるせぇなぁ!!くそ姉が!!」
そう言うと頭上から鉄の塊の様な物がものすごい勢いで落ちてくる。
ガツーン!!
姉ちゃんの拳だ。これを喰らうと星が幾つか回っている。絶対見えるぞ。
「いってぇなぁ!!殴ることねぇだろ!?」
「ぁあん?んだとコラ?
文句言う暇あんだったら!準備の一つぐれぇしろや!!あ!?コラァ!!」
「…はい…スンマセン…」
ほんと、くそ姉貴にゃあ敵わねぇよ…。
俺は時間を確認して準備を始めた。1階に降りると、焦げ臭ぇ臭いがした。
姉ちゃんの作った朝飯だ。
「ヘッタクソ…」
ガツーン!!
本日二回目のパンチ。
…勘弁しろよ…。
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