携帯小説!(PC版)

[299]  東雲  2009-12-10投稿
生まれてきて初めて目を開いたら
周りは真っ暗だった
なにもかも見えない
ここはどこだ?
オレはなんだ?
何かに囲まれていて息苦しい

おいこんな所でくたばる気はないぞ!

手探りで通路らしきものに気づく
引き寄せられるように進むオレ
どれくらい進んだかわからない
感覚としてわかるのは上に向かってる

おいさっきから息苦しいんだよ!

何かにぶつかる行き止まり
冗談だろう?
ここまできてまさかの行き止まり?
怒り狂いその何かに身体をぶつける
ぶつける ぶつける ぶつける ぶつける…

おいせめてオレが何者かぐらい教えろ!

刹那!通路を塞いでいた何かが壊れた…



目の前に広がる大空
大きすぎて全てわからない
眩しすぎて目がくらむ
どうやらオレは土から出たようだ
つい笑ってしまい目を閉じた
ただもう息苦しさはなかった

感想

  • 33623: まるで人生の縮図みたいですね。ブランキー [2011-01-16]
  • 33630: いつもながら、エエ詩ですな♪朱雀 [2011-01-16]
  • 33675: コメントありがとうございます!東雲 [2011-01-16]

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