携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 同窓会 2

同窓会 2

[369]  フラン子  2009-12-14投稿
中学時代、香奈が龍太君のことを追いかけていたので、私と美紀はいつもそれに付き合わされていた。

昼休みや部活が終わった帰り道や、廊下やベランダ。どこまでも香奈は龍太に近づく努力を惜しまなかった。

なので、私も自然と龍太君のいるグループに目をやることが多かった。そこにはいつも樹君の姿があった。

社交的でお調子者なキャラの龍太君とは逆で、樹君はクールな印象だった。女の子と話してる所なんて見たことがなかった。


ただ、段々見ているうちに樹君と目が合うようになってきた。そして、香奈のあからさまな龍太君へのアピールに樹君だけは気づいたみたいだった。

ある日の放課後、部活へ行くため下駄箱で体育館シューズに履き替えていると、帰ろうとしている樹君が来た。

話したことはないけど、毎日お互いのことを見ているのでなんだか親近感が湧いたが、話すことも特にないのでそのまま部活に行こうとした。

「…あ、ちょっ」

いきなり樹君に声をかけられ、まさか自分じゃないだろうと周りを見渡したが誰もいない。

「あれ脈ないよ。龍太、他に好きなヤツいるから。」

「は?何それ。」

香奈のことを否定されて私は腹が立った。


感想

感想はありません。

「 フラン子 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス