ユニゾンハーツ ?−?
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『……や………達…也………起きて!……達也!!』
達也
「………んっ……?」
僕は、その声で目を覚ました。
まだ頭がズキズキと痛むが僕は、ゆっくりと身を起こした。
見渡すと近くに裕也と柚姫も横たわっていた。
ヒビキ
『大丈夫?達也?』
達也
「なんとか……大丈夫だよ。
それよりヒビキ、ここは一体……?」
ヒビキ
『それが………私もさっき目を覚ましたところなんだ。
だから私もこの状況を聞こうと達也を起こしたんだけど……』
いや……さっき起きたって………
確か、ヒビキは師匠の家から寝ていたから……かれこれ半日以上寝ていることになる。
ていうか…寝過ぎだ!
そんな事を考えながら僕は、もう一度、周りを見渡した。
そこにはダブルベッドが二つあり、豪勢にも小さなシャンデリアが天井からぶら下がっており、さながらホテルのような部屋であった。
達也
「どこかのホテルかな?」
ヒビキ
『でも無いみたいだよ。
ほら……外、森が広がてるし』
達也
「ということは、ペンションか……」
ヒビキ
『とりあえず裕也と柚姫を起こしたら?』
達也
「そうだね」
そう言うと僕は寝ている裕也と柚姫を起こした。
柚姫
「………んんっ……達也…さん?」
裕也
「……達也………か?
ここは………?」
達也
「どこかのペンションみたいだよ」
僕がそう裕也に答えると立ち上がり、窓に近づいて窓の外を見た。
裕也
「前の合宿所と違う……」
柚姫
「どうゆう事ですか?」
裕也
「前の所はちゃんとした施設だったんだが……」
どうやら裕也が弟子だった頃に行った合宿所とここは違うらしい。
というよりこんな場所で合宿をするというのがおかしいのではないないだろうか?
そんな時だった。
柚姫がなにかに気付いたようにドアのほうを見た。
ヒビキ
『どうしたの?柚姫?』
柚姫
「誰か来ます」
裕也
「達也……影月を構えおけ」
達也
「うん、わかった」
そう言うと傍に立て掛けてあった影月を取ると僕は抜刀の準備をした。
そして足音は部屋のドアが開かれた。
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