世界でひとつだけの物語。?
イブに彼と会えると分かった、その日の夜。
不思議な夢を見た。
“君の願い事を叶えてあげよう”
“え!?サンタさん!?”
“君の願い通り、一度だけ、彼の顔を鮮明に見せてあげよう”
“本当ですか!?”
“ただし、それは一度だけ。
クリスマスイブの一日だけになる。
その後は、元の目の見えない君に戻るが、それでもいいかね!?”
“は、はいっっ。お願いしますっっ”
夢の中の私は、すごく積極的になれた。
嬉しくて嬉しくて。
だって、
目の悪い私にとって、彼の顔を鮮明に見る事は、一生無理だって思っていたから。
これって夢!?
それとも現実!?
神さまの気まぐれって事も考えられる!?
夢ならお願い覚めないで。
ほんの一瞬だけでも、
私に夢を見させてください。
私の気持ち、
お願いっっ神さまに届いて!!
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