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鉛空―ナマリゾラ―

[333]  兼古 朝知  2009-12-18投稿

灯りがつきし 昼下り
太陽は未だ 高けれど
厚き雲にて 覆われて
眩しさ失せて 暗き空

低く重きは 鉛空
ふと窓見れば 白き雪
ふと息吐けば 白くなり
暗さは失せて 銀世界

足跡つけては また消えて
積もり積もりて かき集め
冷えし指先 かじかんで
童心失せずに 笑う僕

感想

  • 34140: この詩、好きです☆朱雀 [2011-01-16]
  • 34142: 感想ありがとうございます?:朝知 [2011-01-16]

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