旅の記憶(阿蘇 5 )
雨の降るキャンプ場
びしょ濡れになりながらキャンプ場へ来た幸の為に紅茶を温めるブル
ブル、「酒は呑めるのか?」と幸に聞いた。幸、「はい、多少ですが…」
ブル、「そうか…」と言って酒屋で買った杏子酒をコップに入れ紅茶で割る。
ブル、「暖まるからこれ飲んで」
幸、「すみません…」
と言って受け取り一口…
幸、「何これ?美味しい!?」
ブル、「だろ?」
幸、「初めて…美味しい…」
ブル、「腹減んね?今、摘みでも作るよ」
と、何やら炒めるが、出来るまでと荷物をあさり
ブル、「これ食べるか?」と差し出した。
幸、「これって?」
ブル、「馬肉の何か?土産屋で買ったんだよ。そこの土地の名物って判んないから土産屋に行くのが一番判るしね」
幸、「なるほどね。じゃあ遠慮なく…」と一口
幸、「これ美味しい。ビールが欲しくなるわね」
ブル、「ビール?あるよ」と袋の中から取り出し幸に渡す
幸、「贅沢言ってすみません…」
ブル、「一期一会ってやつかな?まあ遠慮しなくていいよ」
幸、「本当にありがとう。1人で旅なんて初めてだし、心細かったの。ブルさんと会えて…本当に助かりました」
照れ笑いするブル
周りに目をやると、雨は小降りになり晴れようとしていた
びしょ濡れになりながらキャンプ場へ来た幸の為に紅茶を温めるブル
ブル、「酒は呑めるのか?」と幸に聞いた。幸、「はい、多少ですが…」
ブル、「そうか…」と言って酒屋で買った杏子酒をコップに入れ紅茶で割る。
ブル、「暖まるからこれ飲んで」
幸、「すみません…」
と言って受け取り一口…
幸、「何これ?美味しい!?」
ブル、「だろ?」
幸、「初めて…美味しい…」
ブル、「腹減んね?今、摘みでも作るよ」
と、何やら炒めるが、出来るまでと荷物をあさり
ブル、「これ食べるか?」と差し出した。
幸、「これって?」
ブル、「馬肉の何か?土産屋で買ったんだよ。そこの土地の名物って判んないから土産屋に行くのが一番判るしね」
幸、「なるほどね。じゃあ遠慮なく…」と一口
幸、「これ美味しい。ビールが欲しくなるわね」
ブル、「ビール?あるよ」と袋の中から取り出し幸に渡す
幸、「贅沢言ってすみません…」
ブル、「一期一会ってやつかな?まあ遠慮しなくていいよ」
幸、「本当にありがとう。1人で旅なんて初めてだし、心細かったの。ブルさんと会えて…本当に助かりました」
照れ笑いするブル
周りに目をやると、雨は小降りになり晴れようとしていた
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