†蕾
ほら、蕾が咲く日まで ボクを待っていてね
もう 知らないふりしないで
きっと花咲かせるから
荒れ果てた地 一つ落とされた種
こんな場所で咲く訳がない
皆、口々にそう言うけれど
ボクは此処で生きていたい
水→愛情→肥料→太陽
水→愛情→肥料→太陽
観ず→哀情→疲労→耐用
観ず→哀情→疲労→耐用
ボクは生きられかな?
ねぇ、まだ蕾が咲く日まで ボクを間引かないでいてよ
もう 気付かないかもだけど
きっと花咲かせるから
君に見てほしいよ最後まで ボクは力強く育つから
そっと 閉じた蕾を開いて
きっと花咲くその日まで
あぁ いつかは枯れちゃうボクら
ならば今こそ輝きたいんだ
短い生命なら尚更のこと
君とずっと一緒にいたいんだ
水→愛情→肥料→太陽
水→愛情→肥料→太陽
観ず→哀情→疲労→耐用
観ず→哀情→疲労→耐用
喉が渇いたボク お腹がすいたボク
面倒がらないでよ
「ごめんね」やっぱり迷惑だったかな
「ほら、蕾が咲く日まで ボクを待っていてね
もう 知らないふりしないで
きっと花咲かせるから」
なんて言葉 真実身もない
まさに実も蓋もない
ほら、今枯れちゃうボクは 後悔を握りしめて
君の事 忘れたくないって
ベソかいて 萎れる
いつか、また産まれ変わったら 今度は花を咲かせるように
願いごと 聞いてよ 神様
ボクを愛してくださいな
何年でも何年でも 君が気付いてくれるまで
感想
- 39490: あと一分でペヤングの湯切りするからねっ 待ってて [2011-01-16]