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一話 誰かを守るための盾B

[282]  レトルト  2009-12-24投稿
不思議な姿をした人物はニヤリと不適に笑い、こう答えた。

「僕は神の使いさ」

・・・・。

微塵もそんな風には見えない。
不意に窓からとても綺麗な満月がみえる。その月のに不思議な人物が照らされた。

仮面をしており、全身はコートか何かの服を羽織っていた。

そしてその人物は突然に声を発する

「君は選ばれたんだよ。えー・・・・皆尾 守君。あのサンタ・クロースからね」

「え?選ばれたって何が?それにサンタって・・・・」

いきなりの事態に困惑しているのか、ますます不安そうに振る舞う少年

「あのね、君らで言うサンタさん?は毎年毎年ずっと少年少女にプレゼントを配ってきた・・・・それじゃあサンタさんは可哀想じゃない?だから小学生の君達にちょっとしたゲームをしてるわけ。解る?そしてそのゲームをサンタさんが見て楽しむ訳よ。御理解頂けた?」


一種の娯楽だろう。
確かに毎年子供達にプレゼントを配るのは骨が折れる。
守はさっきの言葉に疑問を感じた。

「えっ?君達?って・・・・他にもいるの?それにゲームって何なんだよ・・・・」

「そうさ。あと12人いるよ。」

そして不思議な人物は話を続ける。

「まあこの日本という島に選ばれた少年少女と闘ってもらうよ。勿論拒否権はあるよ」

あるのかよ・・・・

そう守は心の中でツッコミをいれた


Cに続く。

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