携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 奇跡 9

奇跡 9

[450]  じゅん  2005-12-06投稿
俺は自分を恥じた。ある程度社会人を経験し、教養も身につけた。大人になったつもりでいた。けど大人じゃなかった。この状態を友美に知られたらきっと怒られんだろな。俺は母さんに感謝した。

「お腹すいたでしょ?汚いうちだけど晩ご飯一緒に食べない?」
「えっ!?いや、いいですよ!私が行くとお邪魔になりますから・・」
と言うと、かぶさるように「いいのよ。お父さんももう帰ってる頃だし。ね?お父さんの晩酌に付き合って頂けないかしら?」

パパとご対面??しかも晩酌??俺は全く酒が呑めない。
「お父さんも淳くんに会いたがってるし・・。無理かしら?」

会いたがってる?まじで?
「いや、車で帰らないといけないので・・」
「うちに泊まっていけばいいよ。客間も空いてるから。あっ、でも大晦日だから無理よね・・。急に変なこと言ってごめんなさいね」
行きます。いや、行かして下さい。

俺は母さんの提案に賛成した。緊張はするが母さんの心遣いが嬉しかった。

やがて車は友美の家に着いた。辺りは閑静な住宅街。隣に友美がいないのが切なかったが家の前に車を停めた。
緊張しながら母さんが開けてくれたドアをくぐった・・

感想

感想はありません。

「 じゅん 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス