air 23
レブルア帝国までは歩いて3日ほどかかる。 途中にはいくつか村があり、そこに立ちよりながらレブルアを目指した。 「今日は、この村に泊まろう。」 レイはそう言うと村の中に入っていった。 『ゴゴゴゴ』、突然地響きのような音が鳴り響いた。だが音が鳴っているのは地面からではなく空からだった。 4人が上を向くとそこには空が隠れるほど大きな鉄の塊が浮かんでいる。 「な、何だよあれ!?」 レックスとハウィーは何が起きているのか分からず、ぽかんとしている。 「あれはイルバースの戦艦インキュバス…何しにここまで…」 「戦艦?あれが空飛ぶ機械か…でかいな…」 「とにかく村の中に入ろう、何かあったのかもしれない。」 4人は村の中に入っていった。 翌朝4人は荷物をまとめて村を出た。 「どうやらあの戦艦はレブルアの方向に向かったらしい。」 突然レイが口を開いた。 「え!?じゃあ攻撃をしかけたってこと!?」 ハウィーは驚いた。 「いや、攻撃をしたかは分からない…。」 レイはそう言うと黙り込んだ。 「あれ…何か飛んでくる…」 レックスが指差した方向から昨日の戦艦のような鉄の塊がこっちに向かって飛んできていた。だが、昨日のとは違いかなり小さなサイズだ。 鉄の塊は4人の頭上近くで止まるとゆっくりと下におりてきた。 「イルバースの小型飛空艇…!」 レイは動揺しているようだった。 飛空艇の扉が開き兵士がおりてきた。しかもかなりの数だ。 「えぇ〜今からあなた達4人をイルバースに連行しまぁ〜す。」 フラーやリッパーと同じ服装をした男がおりてきた。背が低く弱々しい感じだがとても冷たい目をしている。 「はい、じゃあみんなやっちゃて〜。」 男が言うと兵士は一斉に剣を抜いた。 「くるぞ!」レックスが叫ぶとハウィーとレイも剣を抜いた。 次々と兵士が攻撃をしかけてくる。3人は避けながら攻撃をした。だがいくら倒してもきりがない。
感想
感想はありません。
「 182 」の携帯小説
- 【携帯版】多賀城[たがのき]の携帯サイトが完成しました。
- PC用小説サイト新設のお知らせ
- 「携帯小説!」がスマートフォンに対応しました
- 【状況報告】03/18の管理人現況
- 【ネット復活】更新再開
- 管理人です。
- サイトの新デザインを作ってみました。