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二話 愛に飢えている少女と斧A

[310]  レトルト  2009-12-29投稿
朝・・・・

守は考えていた・・・・
まず一つは拒否権があるといったにも関わらず、有無もいう暇もなく場を去っていったこと。

あまり出たくなかったなと思いつつ、仕方ないと妥協した

二つ目・・・・昨日は23日だったにもかかわらず、何故今日も23日だということだ。



二話 愛に飢えている少女と斧



守は朝食を終えるとコタツに潜り込み、手足を温めると同時に再び考え事をしていた。

どうやら日にちがだけがサイクルしているだけで、あとは至ってふつうの生活のようだ。


つまり、12月23日に閉じこめられた。

親はその事を知らない。いや、親だけじゃない・・・・世界中皆がその事に気づいていないだろう・・・・


考え続けていると頭が痛くなってきたので考えるのを辞め、外にぶらりと散歩に出掛けた

外の様子が気になるのだろう。

テクテクと歩いている途中公園に差し掛かった。

そこのベンチに1人の少女が座っていた。

とても髪が長く、スタイルも良いのが印象的だった。
守は少し見とれていたのを少女は気付き、微笑みながら会釈をすると守は恥ずかしながらも会釈をした。

守は照れながら走り去っていった。




すると



少女は・・・・




不気味に・・・・


ニヤリと笑い・・・・



言葉を囁く・・・・




「見・・・つ・・・け・・・た・・・」


Bに続く

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