air 24
「くっ…このままじゃきりがない…」 レックスは息を切らしながら言った。 「さっさと片づけちゃってぇ〜」 男は陽気な声で言うとヘラヘラとし始めた。 4人はどんどん追いつめられていく。 兵士の1人がフィーに切りかかろうとした。 「フィー!!」レックスが叫んだ。 それと同時にフィーに切りかかろうとした兵士が吹き飛ばされた。 「あんたらも大変だなぁ」 突然2人の男が現れた。 2人は2丁の銃を両手に携えている。1人は短めの金髪、もう1人は銀髪で顔の右半分には入れ墨をしている。 「こんなところでお目にかかれるとは…私はネスタです。ガンズ&ローゼス。」 背の低い男(ネスタ)が言った。 「もしかして俺ら有名人?まぁ、そんなのどうでもいいけど。この4人さらってくぞ。ゼス、レシオンを呼んでくれ。」 金髪の男(ロー)は銀髪の男(ゼス)にそう言うと2丁の銃を構えた。 「盗賊ふぜいが調子にのるな!!てめぇらさっさとあいつらをぶち殺せ!」 さっきの陽気なネスタと違い、性格が変わったかのように目を見開き声を荒げた。 兵士が次々と襲ってくる。だがローとゼスの攻撃に手も足も出せず吹き飛ばされている。 そのときローとゼスの飛空艇がおりてきた。 「ロー!4人を飛空艇に乗せるぞ!」 ゼスがそう言うとローは飛空艇のとなりにきてレックス達を呼んだ。 「おい!飛空艇に乗れ!さっさとしないと殺されるぞ!」 レックス達は突然のことでずっと呆然と立っていた。レックス達は急いで飛空艇に乗り込んだ。 「ゼス!逃げるぞ!」 ローが言うとゼスは飛空艇に向かって走り出した。 「逃がすか!盗賊!」 突然ネスタがゼスに襲いかかってきた。 「飛空艇を動かせ!」 ゼスが叫ぶとローはうなずき飛空艇に乗り込んだ。 ネスタは大きな爪のような武器でゼスに攻撃をしかけてくる。 「ゼス!」ローが叫んだ。ゼスはそれに気づきネスタの爪を弾き返し、銃で体を撃ち抜いた。 ネスタは吹き飛ばされ、なんとか体勢を立て直したがよろよろとしている。 その間にゼスは飛空艇に飛び乗り空高く上昇した。 「があぁーーーー!!!!!!」 ネスタの叫び声が虚しく空に響いた。
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