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幼なじみ 第1話

[302]  ち⌒い  2010-01-03投稿
いつも隣にいた

ずっと一緒だった

まさかこんな気持ちに
なるなんて、

君に恋をするなんて
全然思わなかった。

---20XX年4月

君との出会いは
8年前。

君があたしん家の隣に
引越してきたのが
始まりだった。

ピ-ッ、ピ-ッ、ピ-ッ

「オ-ライ!オ-ライ!
は-いOKで-す!」

ガシャガシャン

「ね-お母さん。
外から何か
音聞こえな-い??」

「あ-それね-、
隣の家に新しい家族が
引越ししてくるから
引越し屋さんのトラック
じゃないかしら???」

「え.引越し?」

「うん。」


2時間後...


ピンポ-ン

「は-い」

ガチャン

「こんにちは-。
はじめまして-!
今日隣に
引越してきました
櫻井です!」

「あ.はじめまして!
高橋です。これから
よろしくお願いします!」

「こちらこそ
色々お世話になります!
あ.そうだ、
まだ子供達の紹介
してなかったですよね。
娘で小3の七美と
息子で小1の翔です。」

「「こんにちは-」」

「こんにちは-
ちゃんと挨拶できて
偉いわね-!あ.そうだ、
うちの子達も紹介します。」

「み-!はや-!
ちょっと来て-!」

「「は-い」」

「えーっと、
娘で小1の美紗季と
息子で年長の勇人です。」
「「こんにちは-」」

「こんにちは-
あら.美紗季ちゃんは
翔と同い年なのね!
仲良くしてあげてね?」

「は-い!」

「それじゃあ
まだ引越しの荷物が
片付いていないので、
また後ほど
お伺いします。」

「わざわざすみません。」

「でわ、失礼致します。」

ガチャン

これがあたしと翔の
最初の出会い...

---201X年4月。

ピピピピピピピッ
ガチャッ

「ん-...もう時間?
あ-!!!やばい遅刻だ!」

「みさき-!
起きなさいよ-!」

「朝ご飯食べる時間
ないじゃん!!!
まあいいやっ。は-い!」

ダダダダダン

「みさき-ご飯は?」

「いらないっ!
行ってきま-す」

「気をつけてね-?」

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