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幼なじみ 第2話

[294]  ち⌒い  2010-01-03投稿
「はいは-い」

ガチャン

「ふ-。さ-て
走りますか!」

あたしが走ろ-とした
その時

「お-い。」

向こうから
声が聞こえた。

「え?」

あたしが振り返ると
そこに居たのは
翔だった。

「な-んだ翔か。笑」

「な-んだって
失礼じゃね-?」

そう言って翔は
ほっぺを膨らませた。

かわい-!うけるわ。笑

「あ.ところで-
翔ど-したの?」

「ど-したのって
お前が新学期早々
寝坊しそうだな-
って思ったから
ずっと待ってたの!笑」

「え.何?エスパ-?笑」

「まあそういう事に
しとくかな-♪」

「ふっ.バカぢゃないの。」
「うるせ-な。
そんな事言ってっと
後ろ乗せね-ぞ!」

「嘘だよ-っ!
ごめんなさい!」

「よし、早く乗れ。」

「うん!」

ようやく翔の自転車に
乗ったあたしは
翔がとばしてくれたから
余裕で学校に着いた。

「ありがとう。」

自転車降りて
翔にお礼を言ったあたし。
我ながら偉くない?なんて自己満足に浸っていると
翔に頭を叩かれた。

「お前、にやにやして
まぢキモいわ-」

「は?あたしのどこが
キモいのよ!」

「ん-、すべて。笑」

「何だと-!」

な-んていつものように
言い合いをしてると
向こうから
大量の女子の声がした。

「「翔く-ん♪」」

ドタドタドタ-

「「おはよ-っ♪」」

「はよ-♪」

「「キャ-ッ!
超かっこい-!!!」」

この大量の女子は
翔のファン。

小学生ん時も
イケメンだから
モテてたんだけど
中学になったら
もっとモテちゃって。

翔は鈍いから
気付いてないみたい
だけどね。

まあ幼なじみとしては
嬉しい限りだよ。

な-んてそんな事を
考えていると
親友の美帆が
向こうからやって来た。

「みさき-おはよ-!」

「みほ-おはよ!
今日は間に合ったよ」

「みたいだね-。
翔くんの自転車に
乗せてもらってたし-♪」

「え!何で分かったの?」

「みんなの注目だったよ-」

「え-?何それ-?」

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