携帯小説!(PC版)

トップページ >> ホラー >> ジャンピングじじい

ジャンピングじじい

[697]  未香紗  2010-01-03投稿


「ねぇ、ジャンピングじじい…知ってる?」
亞依は、いつもとは違う低い声で、突然こんなことを言い出した。
『な…何?急に。知らないよ(汗』
「犬山市のね、とある池の辺にいるの。」
『何され…るの…?』



「追い掛けられるの。」
『ちょ…ちょっと。やめてよそんな話!私、明日犬山行くんだからっ』
「池に行かなければ大丈夫だよ(ニコッ」
その時ばかりは、亞依もいつもの声に戻っていた。

------------
--------
----

私が犬山に行く理由は、いとこがいるから。
二つ上のお兄ちゃんが、めちゃくちゃかっこいいの!
「いらっしゃい、未香紗ちゃん(ニコッ」
今回も、飛び切りsmileで出迎えてくれた。
『こんちは…///』

------------

一緒に夕食を取って、只今の時刻23時。

「あ!未香紗ちゃん。あそこの山の上の池、蛍が綺麗よ〜!見に行ってきたらどうかしら?」
『い…池ですか?(何でこの時間にそんな事言うんだよ…)』

「そう♪琉介、連れていってあげて。」
「分かった。行こう、未香紗ちゃん。」

琉介兄ちゃんは私の手を取り、家を出た。

------------

『あ…あの///手…///』
「手袋、持って来なかったんだろ?俺持ってるからさ。片方あげるから、俺と手繋いでないほうに嵌めて。」
『ぁりがとうございます…///』池に着くまで20分、私は頭の先からつま先まで、ずぅーっと熱いままでした。

------------
--------

感想

感想はありません。

「 未香紗 」の携帯小説

ホラーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス