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幼なじみ 第3話

[292]  ち⌒い  2010-01-03投稿
「だってさ-
イケメンの翔くんと
美少女の美紗季が
一緒に登校してたら
みんな注目するに
決まってるじゃない!」

「え.だってあたし達
幼なじみだし。
それに、あたし
美少女じゃないよ!」

「その事は私は
もちろん知ってるけど
みんなは絶対
知らないじゃない?
それとさ-美紗季は
誰もが認める美少女
なんだからね!
今まで何人に告られたと
思ってるのよ!
私が知ってるだけで
1.2.3.4...15人だよ!」

「あ-...そんな事も
あったよ-な...」

「まったく-
2番目にイケメンの
尚稀くんまで
振っちゃってさ。」

「ん-だってさ
尚稀くんの事
よく知らないし。
ってかもうこの話は
お⌒しまい!」

「え-っ逃げんの??」

「うるさ-い。笑
あ.またおんなじクラス!
よろしくね-♪」

「え-!はいはい。笑」

あたしの事を構う美帆を
何とか振り切って
新しい教室に向かった。

ガラガラガラ-

みんなの視線が
こっちに向く。

「え-っと...
あたしの席は...」

席を探していると
すぐ隣から声がした。

「こっちだよ♪」

「その声は...ゆ-か!」

「みさき-
また同じクラスだね♪」

柚果は美帆と同じくらい
大好きな親友だ。

「ゆ-かと一緒とか
まぢ嬉しいよっ!」

「うちも⌒♪」

あたしと柚果が
喜び合ってると
横から美帆が

「お-い.私のこと
忘れてない???笑」

と言ってきた。

「「あ.すみません。笑」」

2人で謝った。
また楽しい毎日が
始まるのかと思うと
ほんとにワクワクした。

席について
鼻歌を歌っていると

「み-さきさん♪」

て後ろから
名前を呼ばれた。

「え.誰?」

後ろ振り向くと...

そこにいたのは
鼻をつまんでいる
翔だった。

「え.翔?なんで-???」

「なんで-?って
俺らおんなじクラス
だし-。笑」

「だって今まで
いなかったじゃ-ん!」

「あ-俺。今まで
逃げてた。笑」

「誰からよ-!笑」

「朝会った大量の女子...」

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