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スカバンburn!!02 -26- 〜最大のライバルか〜

[384]  きゃしー  2010-01-04投稿

ち「えっと…君は慶四郎くんやっけ???」

慶「……まあそんな感じ」

ち「そうやんなあ♪そうやと思ってん★」

ちひろも歯ブラシを取り出す

ち「じゃあ…君なんやな、

達也くんの弟。」

歯ブラシを口に突っ込んだまま慶太郎はちひろを見つめた

ち「やっぱり〜★」

慶「…知ってるん?達兄を」

ち「もちろん★有名やったもん!あの達也くんのドラム見た時は衝撃やったなあ」

慶「……」

ち「憧れやってん。“ワイルド・ワン”。だから…残念やったなあ」

慶「……」

ち「ほんとに達也くんのドラム凄いやんな!だから君も…あ、でも親ちゃうし…兄弟ではないのか」

慶「……」

慶太郎はうがいをし歯ブラシをしまうと、ちひろを睨んだ

ち「……??」

慶「…兄貴だよ。
達兄は俺の自慢の兄貴で、俺は達兄の自慢の弟や。

…覚えとけ」

慶太郎は静かに言い残し去ろうとした。

ち「わあーごめん。怒らせる気はなかってん!」

ちひろの声が追いかける。

慶「別に怒ってへん」

慶太郎は振り返り面倒くさそうに答えた

ち「ほんま?

…じゃあさ、今度絶対聞かせてよ」

慶「……」

ちひろの口元が微笑う

ち「君のドラム」

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