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幼なじみ 第7話

[262]  ち⌒い  2010-01-04投稿
《...分かった》

《え?》

「走るぞ!!!」

そう言って翔は
あたしの手を握って
廊下を駆け抜けた。

ファンも最初は
「追いかけるわよ-!」
って言ってたけど、
翔があまりに速すぎて
諦めたみたい。

さすが野球部エ-ス!

「はぁはぁ...
もうさすがに
追いかけてこね-よな?」

「う.うん...」

「はあ-疲れた-。」

「ねぇ翔?」

「ん-?」

「手///」

「...うわっわりぃ-///」

「いやいいよ別に///」

今まで全然
気付かなかったのか。笑

やっぱり
翔はかわいいな-。

な-んて思ってたら
また翔に
頭を叩かれた。

ゴン

「お前やっぱ
キモいわ-笑」

「いったぁ-い!
あんたは人を叩く事しか
出来ないわけ-!?」

「うん。笑」

「あ-ムカつく。」

「まあまあそんな
怒んなって-♪
早く勇人の誕プレ
買い行こ-ぜ?」

「まったく-。
ま-いっか♪行こっ」

あたし達はちょうど
街中まで来ていたので
近くのお店に入った。

「あ.これよくね?」

「これ靴じゃん!」

「い-んじゃね?
ど-せ勇人も
野球部なんだし!
勇人結構上手いんだから
これくらいは
買ってやれよな?」

そう言われたあたしは
渋々買うことにした。

これ結構\r
高いんだけど-。

「俺もこれ買お-っと!」

「え?」

「え.だから勇人に
誕生日プレゼント-♪」

「そんないいのに!」

「幼なじみとして
野球部の先輩として
買ってやりたいんだよ。」
「...優し-ね。」

「え?」

「翔優し-ね♪」

「そ.そ-か?///」

「うん。ありがと-」

「ど-いたしまして♪」

勇人の誕プレを
買ったあたしと翔は
ちょっと早いけど
家に帰ることにした。

「な-?俺ん家よってく?
多分ね-チャンいるよ-」

「ななチャンいるんだ♪
行く行く-!」

ななチャンは
七美チャンっていって
翔のお姉ちゃん。
あたし達の2つ上で
高校1年生なんだ。

ガチャ

「ただいま-。」

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