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幼なじみ 第9話

[244]  ち⌒い  2010-01-04投稿
「ねぇななちゃん?」

「ん?」

あたしは意を決して
ななちゃんに聞いた。

「あたしってさ-...
そんなに分かりやすい?」

「ん-...めっちゃ。笑」

やっぱり。
美帆と柚果も
言ってたもんね。

「そ-なのかあ-
あたし友達にも
言われちゃったよ-
<そりゃ-恋だね>
って。」

何か展開が
早すぎる。

「そっか-いつから
好きなの-?」

「ん-よく分かんない
でも意識し始めたのは
今日...かな」

あ.確かに。
あたしっていつから
好きなんだろ?

これ分かんないって
大分鈍感じゃない!?

「ん-まあ鈍感なのも
美紗季のいいとこだし!
頑張ってね!
あたし応援してるから♪」
鈍感でもいいのか。笑

「ありがと-///
あたし頑張るよ!!」

ガチャン

ななちゃんに
背中を押して
もらったあたしは
部屋を出た。

トントントントントン

タイミングよく
翔が降りてきた。

「あれ?ど-した?」

「いや-ななちゃんと
話終わったから...」

「あ-そうなんだ。
じゃあ俺の部屋来る?」

うは-///
久しぶりだな-
翔の部屋♪

「うん!行く-!」

トントントントントン

あたしは翔の後ろに
くっついて
翔の部屋に向かった。

ガチャ

「あ-久しぶり-。笑
意外と綺麗じゃん!」

「だろ-♪
お前がいつ来ても
いいようにしといたぜ!」

え.まぢ?///

「またまた-?笑」

「ほんとだって!」

「まったく
嘘つかないでよね!!!」

あたしは翔から
目をそらした。

ど-して翔は
期待させるような事
ばかり言うんだろ。

モヤモヤした気持ちが
あたしを後退りさせた。

ガツン

「え?」

なんと、あたしは
床に置いてあった
ゴミ箱につまづいた。

「あっ」

翔のほうに
倒れたあたし。

気が付けば
翔と2人で
ベッドに倒れていた。

「...あっ///
翔ごめんっ///」

「いやっ///
全然大丈夫///」

翔に乗ってたあたし。

すぐにどけなきゃ///



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