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無知の存在

[415]  G  2010-01-06投稿
さて、まずは自己紹介から始めようか。


オレの名前は工藤徹(くどう とおる)高校2年生だ。

部活はバスケ部に入っている。

趣味はパソコン





さて、まずは状況把握をしなければいけないようだ。



昨日、オレは部活を終えて家に帰る途中だった。

時間はだいたい9時前後。


悪友にゲーセンに誘われたけど、手持ちの資金1000円を切っていたのでその日は遠慮して家に直帰したんだっけ。










今思えば、手持ちを0にしてもいいから一緒に行くべきだった。





その後、記憶が途切れている。

勿論、事故に遭ったとかというわけでは無いらしい。


ここを病院と見るのには無理がありすぎる。




壁はコンクリートが剥き出し、

窓はない、

床は砂と埃まみれ。




オレの思い浮かべられる病院を片っ端から思い浮かべたが、どれにも該当するのはなかった。

広さ6畳程の密室は空気は淀んではいないものの、何ともいえない重苦しさがあった。


気がついたのは、30分ぐらい前。

ベッドの上で意識を取り戻した。



最初は驚いた。


起きたら自分の部屋ではなく、見知らぬ空間に自分一人でいるのだ。

いくら、考えても友達にこんな部屋の奴は居なかったはず。



次に浮か?

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