いつもの場所で?
昼間は、福祉関係の学校に通う麻由は、1ヶ月後の関東での研修に向けて勉強していた。
彼女は、どちらかとゆうと、友人も多くないが、数少ない友人の1人の絵理子が話しかけた。
「孝美(麻由の本名)、ずいぶん頑張ってるね」
「うん。研修一週間あるからね。頑張らないと。デスクワークも、予習も」
「でも、三日目と最終日は休みじゃない。観光予定とかあるの?」
「うん…ちょっとね。ある人と」
「あっそう。私は観光かな」
「ゆっくりしていいんじゃない。めったに関東には来れないから」
麻由は、この時点で、哲彦の了承を得たわけではないが、お店に来る客の中で、哲彦に対しては別の感情があった。
だからこその思いでもあるのだが…
「ねえ、孝美」
「ん?」
「孝美が前に付き合ってた彼氏は、今どうしてるの?」
「わかんない。前のバイト先で、付き合って半年で二股かけられて、その上借金背負って逃げちゃったし…」
その男の彼女は、彼の借金の為にホステスもしていた。
麻由は幸い迷惑を被らなかったが、いつしか彼女に対する仲間意識が芽生え、同じバイトをすることになった。
それこそが、『りお』なのである。
2人は、それ以来、男性に対する価値観も変わっていた。
麻由にとって、哲彦は、少し違う存在に感じられた。
残念ながら、『りお』と義人は、お互いに性格が似すぎているためか、お互いに遠慮しあい、お互いの心の奥底の思いとか理解し合えずにいた。
(こんなこと言ったけど、まだあの人の了承は得てないんだよな…日曜日だし、なんとかしてもらおうかな)
「絵理子、前の彼氏なんて、人生の教訓になってるし、思い出したくもないの。
私ね、見栄やかっこつけで、女性に接する人には興味ないの。これからもそうだと思う」
「ふ〜ん。強いね孝美は」
「絵理子はどうなの?」
「私は、まだ甘えたいかな〜」
「それは、それでいいんじゃないかな。でも、この時代だからそうも言ってられないと思うよ」
この2人のやりとりは、後々麻由の考えが正しいことを、思いしらされのだが…
麻由は、授業終了後、哲彦に日程のメールをした
彼女は、どちらかとゆうと、友人も多くないが、数少ない友人の1人の絵理子が話しかけた。
「孝美(麻由の本名)、ずいぶん頑張ってるね」
「うん。研修一週間あるからね。頑張らないと。デスクワークも、予習も」
「でも、三日目と最終日は休みじゃない。観光予定とかあるの?」
「うん…ちょっとね。ある人と」
「あっそう。私は観光かな」
「ゆっくりしていいんじゃない。めったに関東には来れないから」
麻由は、この時点で、哲彦の了承を得たわけではないが、お店に来る客の中で、哲彦に対しては別の感情があった。
だからこその思いでもあるのだが…
「ねえ、孝美」
「ん?」
「孝美が前に付き合ってた彼氏は、今どうしてるの?」
「わかんない。前のバイト先で、付き合って半年で二股かけられて、その上借金背負って逃げちゃったし…」
その男の彼女は、彼の借金の為にホステスもしていた。
麻由は幸い迷惑を被らなかったが、いつしか彼女に対する仲間意識が芽生え、同じバイトをすることになった。
それこそが、『りお』なのである。
2人は、それ以来、男性に対する価値観も変わっていた。
麻由にとって、哲彦は、少し違う存在に感じられた。
残念ながら、『りお』と義人は、お互いに性格が似すぎているためか、お互いに遠慮しあい、お互いの心の奥底の思いとか理解し合えずにいた。
(こんなこと言ったけど、まだあの人の了承は得てないんだよな…日曜日だし、なんとかしてもらおうかな)
「絵理子、前の彼氏なんて、人生の教訓になってるし、思い出したくもないの。
私ね、見栄やかっこつけで、女性に接する人には興味ないの。これからもそうだと思う」
「ふ〜ん。強いね孝美は」
「絵理子はどうなの?」
「私は、まだ甘えたいかな〜」
「それは、それでいいんじゃないかな。でも、この時代だからそうも言ってられないと思うよ」
この2人のやりとりは、後々麻由の考えが正しいことを、思いしらされのだが…
麻由は、授業終了後、哲彦に日程のメールをした
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