きみとあたしの恋愛事情1-4
いつもの場所に着くと、まだ彼は居なかった。
それもそのはず、7時50分、約束の時間には、まだ少し早い。嬉しさのあまり車を飛ばし過ぎたのかもしれない。
私は路肩に車を寄せ彼の携帯を鳴らした。
一回目のコールで彼は電話にでた。
「もしもし!秀人さんですか??ちょっと早いけど着いちゃいましたが…」
「はいよ!じゃぁ行きます!」電話越しに秀人の弾んだ声が聞こえる。
電話を切ると、また鼓動が早くなるのを感じる。
秀人がこの場所に来る、何だか変に緊張してきた。
この感覚。やはり私は秀人が好きなのだ。
いや、しかし意識してはいけないのだと必死に感情を抑える。自分が離婚して二年半、そろそろ淋しさも出てくるだろう、その感覚が錯覚を起こしているのだと、一呼吸つく。
気持ちが少し静まった私は、サイドミラーに目線をやると秀人が移った。
……ッ!!
心落ち着かせたはずなのに、目に入るだけで息苦しさを感じるとは……。不覚である。
間もなく秀人が助手席に乗り込んだので、私は車を発進させた。
それもそのはず、7時50分、約束の時間には、まだ少し早い。嬉しさのあまり車を飛ばし過ぎたのかもしれない。
私は路肩に車を寄せ彼の携帯を鳴らした。
一回目のコールで彼は電話にでた。
「もしもし!秀人さんですか??ちょっと早いけど着いちゃいましたが…」
「はいよ!じゃぁ行きます!」電話越しに秀人の弾んだ声が聞こえる。
電話を切ると、また鼓動が早くなるのを感じる。
秀人がこの場所に来る、何だか変に緊張してきた。
この感覚。やはり私は秀人が好きなのだ。
いや、しかし意識してはいけないのだと必死に感情を抑える。自分が離婚して二年半、そろそろ淋しさも出てくるだろう、その感覚が錯覚を起こしているのだと、一呼吸つく。
気持ちが少し静まった私は、サイドミラーに目線をやると秀人が移った。
……ッ!!
心落ち着かせたはずなのに、目に入るだけで息苦しさを感じるとは……。不覚である。
間もなく秀人が助手席に乗り込んだので、私は車を発進させた。
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