ある愛の表し方・2章 終
アキん家に着くと、あたしは勝手に上がる。
アキの部屋の前で一呼吸。
「アキ…。入るよ…。」
恐る恐るドアを開ける。
アキは制服のまま、ベッドに横になってた。
「…なんだよ。勝手に入んなよ。」
こっちを見てくれないアキ。
なんだか…
悲しくなってきた…。
鼻を啜る音に気付いたのか、アキが急に起き上がり、あたしをガン見する。
「なっ…なんで泣いてるんだよ…?」
アキは慌ててあたしにティッシュを渡し…
「座れ。てゆうか、落ち着けっ。俺…なんか嫌な事言ったか?」
「なんか…悔しいっ!!」
あたしは鼻をかんだティッシュをアキにぶつける。
「なんだよっ!!八つ当たりかよっ!!」
「アキはいつもいつも…。なんでそうおちゃらけてんのよっ!!バカみたいっ!!」
「なんだとっ?!素直じゃない愛美がいけないんだろ〜がっ!!」
「あたしの何処が素直じゃないって言えるのよっ!!あたしは………アキが好き………。」
何言ってんだろ…。
あたし…
告っちゃってるし…。
たぶん
今までになく
素直なあたしが出た…。
「やっとかよ…。」
ため息をついてあたしのそばへ近づく。
「愛美がそう言ってくれるのを待ってた…。」
アキが凄く優しい顔をした…。
「俺はいつも冗談っぽく言うかもしれないけど…愛美の事をずっと考えてんだぜ…。もっと頼れよ。」
アキの手の温もりは
凄くすごく………
アタタカイ………。
「付き合ってくれるの…?」
アキの顔をじっと見つめて、あたしはギュッと抱きしめた。
「当たり前な事聞かないでくんない?決まってんじゃん♪」
笑顔で答えるアキ…。
その後………
あたしたちはどうなったか………。
それは………
笑顔でいられる
素直なあたしたち…
未来は…
神様だけが
知っている………。
ある愛の表し方
愛美&アキ 終わり
アキの部屋の前で一呼吸。
「アキ…。入るよ…。」
恐る恐るドアを開ける。
アキは制服のまま、ベッドに横になってた。
「…なんだよ。勝手に入んなよ。」
こっちを見てくれないアキ。
なんだか…
悲しくなってきた…。
鼻を啜る音に気付いたのか、アキが急に起き上がり、あたしをガン見する。
「なっ…なんで泣いてるんだよ…?」
アキは慌ててあたしにティッシュを渡し…
「座れ。てゆうか、落ち着けっ。俺…なんか嫌な事言ったか?」
「なんか…悔しいっ!!」
あたしは鼻をかんだティッシュをアキにぶつける。
「なんだよっ!!八つ当たりかよっ!!」
「アキはいつもいつも…。なんでそうおちゃらけてんのよっ!!バカみたいっ!!」
「なんだとっ?!素直じゃない愛美がいけないんだろ〜がっ!!」
「あたしの何処が素直じゃないって言えるのよっ!!あたしは………アキが好き………。」
何言ってんだろ…。
あたし…
告っちゃってるし…。
たぶん
今までになく
素直なあたしが出た…。
「やっとかよ…。」
ため息をついてあたしのそばへ近づく。
「愛美がそう言ってくれるのを待ってた…。」
アキが凄く優しい顔をした…。
「俺はいつも冗談っぽく言うかもしれないけど…愛美の事をずっと考えてんだぜ…。もっと頼れよ。」
アキの手の温もりは
凄くすごく………
アタタカイ………。
「付き合ってくれるの…?」
アキの顔をじっと見つめて、あたしはギュッと抱きしめた。
「当たり前な事聞かないでくんない?決まってんじゃん♪」
笑顔で答えるアキ…。
その後………
あたしたちはどうなったか………。
それは………
笑顔でいられる
素直なあたしたち…
未来は…
神様だけが
知っている………。
ある愛の表し方
愛美&アキ 終わり
感想
- 35682: キムさんの作品はステキです?想いが通じてよかった!:まこ [2011-01-16]
- 35685: ありがとうございます☆キム [2011-01-16]
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