永久に§2§
ある日の事だった。
日曜日なので、二人とも特にする事がなく、暇だった。
私は、お昼過ぎならサイが起きていると思い、メールを送ってみた。
《暇だよぉ。》
相手からもちゃんと返事は返ってきた。
《俺もだよ。》
その後、何回かメールをやりとりして気がついた。
文章が、珍しく短いのだ。
初めてメールをし始めた時、『文章が短いと愛が感じられないじゃん。だからせめて、2行くらいにしてよ。』と言われたのだ。
その言い分も妥当だと思い、私はその日以来メールを長く打つようになった。
それなのに、サイの文章は短い。
しかも、一文だけなのだ。
おまけに、前までならたくさん使っていたハートマークもない。
これには、流石の私も頭にきた。
お返しに私も短くして返す。
でも、サイから文句は言われない。
…サイにとって、私は一体何なのだろう。
サイは別に私とメールしたくないのかな。
…だったら、そう言ってくれればいいのに。
だが、それらしい言葉を何一つ言わない。
私には、彼が何をしたいのか分からなかった。
そしてその30分後。
私とサイの運命は、この時から大きく変わったのではないかと思う。
…今までにないくらい、喧嘩したからだ。
日曜日なので、二人とも特にする事がなく、暇だった。
私は、お昼過ぎならサイが起きていると思い、メールを送ってみた。
《暇だよぉ。》
相手からもちゃんと返事は返ってきた。
《俺もだよ。》
その後、何回かメールをやりとりして気がついた。
文章が、珍しく短いのだ。
初めてメールをし始めた時、『文章が短いと愛が感じられないじゃん。だからせめて、2行くらいにしてよ。』と言われたのだ。
その言い分も妥当だと思い、私はその日以来メールを長く打つようになった。
それなのに、サイの文章は短い。
しかも、一文だけなのだ。
おまけに、前までならたくさん使っていたハートマークもない。
これには、流石の私も頭にきた。
お返しに私も短くして返す。
でも、サイから文句は言われない。
…サイにとって、私は一体何なのだろう。
サイは別に私とメールしたくないのかな。
…だったら、そう言ってくれればいいのに。
だが、それらしい言葉を何一つ言わない。
私には、彼が何をしたいのか分からなかった。
そしてその30分後。
私とサイの運命は、この時から大きく変わったのではないかと思う。
…今までにないくらい、喧嘩したからだ。
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