マドンナ
君の噂は聞いたよ
いつもつるむ野郎だけのメンバーの中では君は有名人だよ
君は知らないかもしれないけど
交わされる会話の中で何度も君の名前を聞いた
『この前二人で遊んだよ』と誰かが言えば『俺も』と誰かが言う
だけど誰も君を悪く言わないのはみんなが君を悪く思わないから
君に会った奴はきっとみんな君が好きだ
そして君を奪い合わないのは君の存在が手の届かない所にあるのだと分かっているから
『お前のこと好きなんじゃないの』と誰かが言えば『それはないな』と笑う
そして君に『誰が好きなの』と聞けば『別に』と言って笑うだろう
君は何を楽しんでいるのだろう
悪気のない笑顔
思い浮かべて少し腹が立ったりもする
無茶苦茶な君
でもそんな君を嫌いになれないのは俺だって君が好きだから
見詰められれば浮かれる
髪をかき上げる度に漂う甘い香りにドキドキする
口元に浮かべられた悪戯な笑みに魅了される
口説こうとすれば上手くすり抜けて行く
男なんて単純な生き物だ
そんな君の仕草に恋をする
何を考えているのか分からない
どうしたいのかも分からない
何も手に入れようとしない君は一体何が欲しいのだろう
君だけは違う
他の誰とも
全てが理解できない
分からないことだらけで苛々する
心の奥を除いてみたい
そんなふうに惑わされて
もういいやと投げやりになりながらも君を考えない日はない
理解不能だからこそ知りたい
迷宮入りするからこそ本当の君を見付けてみたい
それが君を好きな理由
そんな君を洗脳してみたい
いつか言わせてみたい
『あなたが好き』だと
いつもつるむ野郎だけのメンバーの中では君は有名人だよ
君は知らないかもしれないけど
交わされる会話の中で何度も君の名前を聞いた
『この前二人で遊んだよ』と誰かが言えば『俺も』と誰かが言う
だけど誰も君を悪く言わないのはみんなが君を悪く思わないから
君に会った奴はきっとみんな君が好きだ
そして君を奪い合わないのは君の存在が手の届かない所にあるのだと分かっているから
『お前のこと好きなんじゃないの』と誰かが言えば『それはないな』と笑う
そして君に『誰が好きなの』と聞けば『別に』と言って笑うだろう
君は何を楽しんでいるのだろう
悪気のない笑顔
思い浮かべて少し腹が立ったりもする
無茶苦茶な君
でもそんな君を嫌いになれないのは俺だって君が好きだから
見詰められれば浮かれる
髪をかき上げる度に漂う甘い香りにドキドキする
口元に浮かべられた悪戯な笑みに魅了される
口説こうとすれば上手くすり抜けて行く
男なんて単純な生き物だ
そんな君の仕草に恋をする
何を考えているのか分からない
どうしたいのかも分からない
何も手に入れようとしない君は一体何が欲しいのだろう
君だけは違う
他の誰とも
全てが理解できない
分からないことだらけで苛々する
心の奥を除いてみたい
そんなふうに惑わされて
もういいやと投げやりになりながらも君を考えない日はない
理解不能だからこそ知りたい
迷宮入りするからこそ本当の君を見付けてみたい
それが君を好きな理由
そんな君を洗脳してみたい
いつか言わせてみたい
『あなたが好き』だと
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