15才〜Part1〜
僕はある田舎に暮らす、中学3年生で不登校である。
『いってきまーす』
今日もいつも通り友達ん家へ、チャリに乗って約15分の所。
『着いたよ』
メールと打つと数分後に家から友達が出て来る。
『今日ドーする?』
『今日?ジドカンでも行く?』
ジドカンとは、児童会館の事である。
『いいよー』
友達ん家からジドカンは10分もたたないうちに着く。
『こんにちは』
入った瞬間絶対声をかけてくる先生方。しかたないや。
『こんにちは』
『今日学校は?』
『もう終わったよ』
『そっか』
『はい』
真っ先に走って来るのは子供達。親しい子供達はすぐ寄ってくる。
『よっ』
なんだかこの頃タメ口になりすぎと思いつつ答えてると。
『あっ!!』
こいつは、小5の女子で時たま遊びに来る。
『なんで居るの?』
『ダメかい?』
『別に良いけど〜』
何気なく会話が進む。オレが小6の時、こいつは小2であり4才違う。
『もう3時半かぁー』
オレ達はいつも3時過ぎ位には来る。
『お前何時に帰るんだっけ?』
『私?4時半だよ』
『早いなぁ』
『仕方ないじゃん!!小学校のルール』
『だよなぁ』
こいつとは普通に話して居るだけで楽しい。なんか気になっていた。
続く。
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