いつもの場所で 23
麻由と哲彦は、東京駅で待ち合わせをした。
「久しぶり!元気だった?」
「ああ。研修で、こっち来てるんだろ?いいの?貴重な休みの日を。」
「うん。実習とかあるけどね。それに、せっかくこっちに来たから会いたかったんだもん」
哲彦にとっては嬉しいことだが、本来一客の立場の自分と、こうして会いたいとゆう真意がわかりかねていた。
クラブにいる間は、自分の客として固定させておきたいとゆうのであれば、割り切れるが、麻由は自分の本名と年齢を事前に明かしていたのだ。
「なあ、一つ聞いていい?」
「なあに?」
「俺は、君にとって、客の立場だよね?…こうして表の立場で会うのはどうして?」
「…」
麻由は、しばらくの沈黙のあと、切り出した。
「もちろん…お客様としても来てほしいよ。…でも、頻繁にこれないでしょ?…私ね、直感だけど、他の人にはない良さを感じるんだ」
「ふーん…ありがとう」
哲彦は、それ以上質問するのをやめた
どうなるにせよ、哲彦も麻由には不思議な魅力を感じたからである。
「ところで…どこか行きたいところある?」
「○○○ランド!…私ね、高校時代、本当は行くはずだったんだけど、体調崩して、行くチャンスなくしちゃった!だから行きたいなって…いい?」
「いいよ。俺も学生時代、一度行ったきりだしね」
「本当に?今まで付き合った人とは、行ったことないの?近くなのに…」
「そういうふうに、ならなかったんだ。なんとなく」
「そう…でもいいの?いやだったら、変えてもいいよ」
「いやじゃないさ。そうも言ってないし。楽しい思い出作ろうか?」
「うん。」
哲彦が、そうゆう理由は実は他にあった。
義人が、そのテーマパークの社員だからだ。
義人は、9月と3月の繁忙期を除いて3連休を取るため、ちょうど今の時間は、働いている。
急いでメールをした。
『今から、そっちにデートに行く。お前のところにも、行くだろうから、自然体でいてくれ』と。
接客中だった義人が、そのメールを目にしたのは、休憩中だった。
幸い、タイミングがずれて、義人と哲彦は、顔を合わせずに済んだ。
だが、麻由は気になっていた。
哲彦が、時折笑顔を見せるものの、冷静すぎる雰囲気が…
「久しぶり!元気だった?」
「ああ。研修で、こっち来てるんだろ?いいの?貴重な休みの日を。」
「うん。実習とかあるけどね。それに、せっかくこっちに来たから会いたかったんだもん」
哲彦にとっては嬉しいことだが、本来一客の立場の自分と、こうして会いたいとゆう真意がわかりかねていた。
クラブにいる間は、自分の客として固定させておきたいとゆうのであれば、割り切れるが、麻由は自分の本名と年齢を事前に明かしていたのだ。
「なあ、一つ聞いていい?」
「なあに?」
「俺は、君にとって、客の立場だよね?…こうして表の立場で会うのはどうして?」
「…」
麻由は、しばらくの沈黙のあと、切り出した。
「もちろん…お客様としても来てほしいよ。…でも、頻繁にこれないでしょ?…私ね、直感だけど、他の人にはない良さを感じるんだ」
「ふーん…ありがとう」
哲彦は、それ以上質問するのをやめた
どうなるにせよ、哲彦も麻由には不思議な魅力を感じたからである。
「ところで…どこか行きたいところある?」
「○○○ランド!…私ね、高校時代、本当は行くはずだったんだけど、体調崩して、行くチャンスなくしちゃった!だから行きたいなって…いい?」
「いいよ。俺も学生時代、一度行ったきりだしね」
「本当に?今まで付き合った人とは、行ったことないの?近くなのに…」
「そういうふうに、ならなかったんだ。なんとなく」
「そう…でもいいの?いやだったら、変えてもいいよ」
「いやじゃないさ。そうも言ってないし。楽しい思い出作ろうか?」
「うん。」
哲彦が、そうゆう理由は実は他にあった。
義人が、そのテーマパークの社員だからだ。
義人は、9月と3月の繁忙期を除いて3連休を取るため、ちょうど今の時間は、働いている。
急いでメールをした。
『今から、そっちにデートに行く。お前のところにも、行くだろうから、自然体でいてくれ』と。
接客中だった義人が、そのメールを目にしたのは、休憩中だった。
幸い、タイミングがずれて、義人と哲彦は、顔を合わせずに済んだ。
だが、麻由は気になっていた。
哲彦が、時折笑顔を見せるものの、冷静すぎる雰囲気が…
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