リレー小説『ある物語〜2〜』キム
…ココニ イテハ イケナイ…
美女に手を引かれるまま
トーコはただ後ろをついて行く。
母の言葉を信じて。
それは
そうしなければいけない
トーコの『運命』みたいなものだった。
しばらく歩くと
一本の大木の前に辿り着く。
立ち止まると温かい風がトーコを優しく包み込む。
「あなたが今やらなければならない事があるんだけど…それが何かわかるかしら?」
女性は、トーコの目線に合わせて話し掛ける。
トーコにとって、今やらなければならない事は…
『母との約束』
大木の前に立ち
見上げたその色とりどりの景色に
誓いをたてなければならない…。
そう思ったトーコは、女性の瞳を見つめた。
「何だか…わかるのね?」
強く頷いたトーコに、女性は微笑んで頭を撫でた。
「じゃあ…、行こうか。」
美女が指差す方…
大木の根本に大人がギリギリ入れる穴があった。
入口の前まで来たら
思わずトーコは、美女の手を強く引っ張った。
トーコは
入ったら…帰ってこれない気がしたからだ…。
美女はトーコの手を優しく両手で握り…
「大丈夫…。ここからスタートだから…。」
そう言って
トーコと2人…
穴の中へと進んで行った…。
NEXT→唯沙
美女に手を引かれるまま
トーコはただ後ろをついて行く。
母の言葉を信じて。
それは
そうしなければいけない
トーコの『運命』みたいなものだった。
しばらく歩くと
一本の大木の前に辿り着く。
立ち止まると温かい風がトーコを優しく包み込む。
「あなたが今やらなければならない事があるんだけど…それが何かわかるかしら?」
女性は、トーコの目線に合わせて話し掛ける。
トーコにとって、今やらなければならない事は…
『母との約束』
大木の前に立ち
見上げたその色とりどりの景色に
誓いをたてなければならない…。
そう思ったトーコは、女性の瞳を見つめた。
「何だか…わかるのね?」
強く頷いたトーコに、女性は微笑んで頭を撫でた。
「じゃあ…、行こうか。」
美女が指差す方…
大木の根本に大人がギリギリ入れる穴があった。
入口の前まで来たら
思わずトーコは、美女の手を強く引っ張った。
トーコは
入ったら…帰ってこれない気がしたからだ…。
美女はトーコの手を優しく両手で握り…
「大丈夫…。ここからスタートだから…。」
そう言って
トーコと2人…
穴の中へと進んで行った…。
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