リレー小説『ある物語〜4〜』キム
時間の違う世界に
いつの間にか辿りついたトーコと姫様。
「大丈夫…。あなたはここで特別な事をしなければ…。お母様の言葉を覚えてる?」
母の言葉…
それは『信じる道を進む事』
トーコにとっては
まだよくわからない言葉…。
「これから…いろんな事が起こるけど…、けして、くじけたらダメよ。自分を信じて、信じられる人を信じて…。そして答えを見つけていこうね。」
姫様はそう話し
一つの鍵をトーコに渡した。
「これは心のカギ。いつか必ず使う時が来るから、大切に持っていて。」
姫様はそのカギをトーコの首にかけた。
「もうすぐ城に着くから、あと少し我慢して歩いてね。」
優しく言葉をかけて、トーコの手を引いた。
しばらく歩くと、真っ白いお城に着く。
「お帰りなさいませ。姫様。」
城の兵士数人が大きい扉を開く。
「ただいま。ありがとう。…お父様は?」
「王様は今、地下の試練の間におられます。」
「そう…じゃあ、鏡の向こうのトーコを連れてきたから、客室まで呼んできてもらえる?」
「かしこまりました。」
(鏡の向こうの………?)
トーコは不思議そうに姫様を見る。
「…そんな顔しないで。お父様がきたら、話してあげるから。」
そして…
客室へと入ると、何人かの召し使いが、トーコに紅茶を出したり、ケーキを出したり…。
「食べていいのよ。………あっ、向こうの国では、ケーキなんてないんだっけ?」
トーコにケーキを進めた後、姫様もケーキを食べる。
それを見て、トーコも一口食べてみた。
「どう?美味しいでしょ?これから、向こうでは食べられないものを沢山食べさせてあげるからね。」
そんな会話をしている間に、王様が客室へと入ってくる………。
いつの間にか辿りついたトーコと姫様。
「大丈夫…。あなたはここで特別な事をしなければ…。お母様の言葉を覚えてる?」
母の言葉…
それは『信じる道を進む事』
トーコにとっては
まだよくわからない言葉…。
「これから…いろんな事が起こるけど…、けして、くじけたらダメよ。自分を信じて、信じられる人を信じて…。そして答えを見つけていこうね。」
姫様はそう話し
一つの鍵をトーコに渡した。
「これは心のカギ。いつか必ず使う時が来るから、大切に持っていて。」
姫様はそのカギをトーコの首にかけた。
「もうすぐ城に着くから、あと少し我慢して歩いてね。」
優しく言葉をかけて、トーコの手を引いた。
しばらく歩くと、真っ白いお城に着く。
「お帰りなさいませ。姫様。」
城の兵士数人が大きい扉を開く。
「ただいま。ありがとう。…お父様は?」
「王様は今、地下の試練の間におられます。」
「そう…じゃあ、鏡の向こうのトーコを連れてきたから、客室まで呼んできてもらえる?」
「かしこまりました。」
(鏡の向こうの………?)
トーコは不思議そうに姫様を見る。
「…そんな顔しないで。お父様がきたら、話してあげるから。」
そして…
客室へと入ると、何人かの召し使いが、トーコに紅茶を出したり、ケーキを出したり…。
「食べていいのよ。………あっ、向こうの国では、ケーキなんてないんだっけ?」
トーコにケーキを進めた後、姫様もケーキを食べる。
それを見て、トーコも一口食べてみた。
「どう?美味しいでしょ?これから、向こうでは食べられないものを沢山食べさせてあげるからね。」
そんな会話をしている間に、王様が客室へと入ってくる………。
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