携帯小説!(PC版)

碧 34

[301]  2010-02-06投稿
「いらっしゃいませ」

愛美は高峰智に呼ばれ店に戻っていった。

スタッフルームには香菜と智の2人だけ。


「高峰さん、最近愛美と仲良いですよね」

智はチラッと香菜の方を見たけどまたすぐ視線を戻した。

「愛美のこと、信じても大丈夫ですよ。逆にあの子の方が裏切られない体質になってるんですけどね」

「…」


香菜はそれを言った後、長椅子から立ち上がった。

「じゃあ、あたしも戻りますね!」

香菜は足速にスタッフルームから出ていった。

智は1人、

「…」

香菜の言葉の意味を考えていた――。

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