奇跡 12
「ご両親にはちゃんと連絡はしたのか?」
と、父さんに聞かれ、
「大丈夫です。事情も説明しましたし、『今出来る事をしなさい。連絡は後でいいから』と父に言われました」
と言った。
するとまたありがたい案を頂いた。
「じゃあ明日一緒に初詣に行かないか?」
「いいんですか?お父さんとお母さんがよろしければぜひっ!」
「じゃあ決定だな。明日も早いから寝るとするか」
部屋に案内され、母さんにおやすみを伝えようとしたら、
「お父さんがあぁして誘う事なんか一度もなかったのよ。私もびっくりしたわ(笑)きっと淳くんの事を認めてくれてるんだわ。本当に淳くんと出会えて友美は幸せね。ありがとうね。おやすみなさい。」
と、母さんに言われた。
妙に嬉しくて。初めて会ったのにも関わらずかなり親切にしてもらえた。まるで昔から知ってるかのようだった。
「一人」で友美の家にいるのは辛いと思ってたが、暖かい優しさの中に包まれて寝る事が出来た。
きっと自分の部屋で一人きりだったらずっと泣き続けてただろう。
携帯を見たら友達からたくさんメールがきてた。
もちろん友美からは来てないが、不思議と涙は出なかった・・。
と、父さんに聞かれ、
「大丈夫です。事情も説明しましたし、『今出来る事をしなさい。連絡は後でいいから』と父に言われました」
と言った。
するとまたありがたい案を頂いた。
「じゃあ明日一緒に初詣に行かないか?」
「いいんですか?お父さんとお母さんがよろしければぜひっ!」
「じゃあ決定だな。明日も早いから寝るとするか」
部屋に案内され、母さんにおやすみを伝えようとしたら、
「お父さんがあぁして誘う事なんか一度もなかったのよ。私もびっくりしたわ(笑)きっと淳くんの事を認めてくれてるんだわ。本当に淳くんと出会えて友美は幸せね。ありがとうね。おやすみなさい。」
と、母さんに言われた。
妙に嬉しくて。初めて会ったのにも関わらずかなり親切にしてもらえた。まるで昔から知ってるかのようだった。
「一人」で友美の家にいるのは辛いと思ってたが、暖かい優しさの中に包まれて寝る事が出来た。
きっと自分の部屋で一人きりだったらずっと泣き続けてただろう。
携帯を見たら友達からたくさんメールがきてた。
もちろん友美からは来てないが、不思議と涙は出なかった・・。
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