おとないさん
ある晴れの日、おばあちゃんと散歩した
公園で1時間ほど遊び、帰り道の事だ
突然霧が出てきて
何処からともなくシャリン シャリンと音が聞こえた
例えるなら、お坊さんが持ってる棒の様な音だ
すると霧から行列の様な人影が見えた
おばあちゃんの方を見ると、緊張した顔つきだ
突然おばあちゃんが、私の手を強く引っ張り茂みの中に隠れた
「いいかい、私が良いと言うまで絶対に喋るな」
「前を通る物を絶対に見るな」
私は怖くなり、目を閉じ必死に茂みに隠れた
しかし、忠告を無視して少しだけ見てしまった
そこには黒い服を着た大勢の人たちがいて、全員顔色が悪くとても不気味だった…
おばあちゃんの方を見たら額を地面に付けて、必死に拝んでた…
しばらくして、おばあちゃんの合図がでて
顔を上げた
おばあちゃんの話では
あれは『おとないさん』と言って、お盆の終わりに死者があの世に帰る行列だと…
あの行列を見た者は、一緒にあの世へ連れていかされるらしい…
公園で1時間ほど遊び、帰り道の事だ
突然霧が出てきて
何処からともなくシャリン シャリンと音が聞こえた
例えるなら、お坊さんが持ってる棒の様な音だ
すると霧から行列の様な人影が見えた
おばあちゃんの方を見ると、緊張した顔つきだ
突然おばあちゃんが、私の手を強く引っ張り茂みの中に隠れた
「いいかい、私が良いと言うまで絶対に喋るな」
「前を通る物を絶対に見るな」
私は怖くなり、目を閉じ必死に茂みに隠れた
しかし、忠告を無視して少しだけ見てしまった
そこには黒い服を着た大勢の人たちがいて、全員顔色が悪くとても不気味だった…
おばあちゃんの方を見たら額を地面に付けて、必死に拝んでた…
しばらくして、おばあちゃんの合図がでて
顔を上げた
おばあちゃんの話では
あれは『おとないさん』と言って、お盆の終わりに死者があの世に帰る行列だと…
あの行列を見た者は、一緒にあの世へ連れていかされるらしい…
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