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お遊び倶楽部?

[333]  もンぶらン  2006-08-18投稿

〜♪〜♪

拓海「あ!」

拓海の携帯が鳴った。
きっと彼女だ。

薫「誰ですかぁ〜?」

拓海「めぐみだよ」

薫「へぇ……」

木村めぐみ。
こいつの彼女で、銀座歌舞伎町にある「セレブ」の現キャバ嬢である。
可愛くないし、美人でもないし。
強調性もない。

拓海「あ…もう帰らなきゃ…」

薫「めぐみさん、もう上がりなんですか?」

拓海「うん。そうみたい…あと、もう閉店みたいだし?」

薫「また来てくださいね★」

拓海「ああ、じゃお会計♪」

薫「ありがとうございました〜」

……終わった。
あいつと居ると、疲れるんだよね〜。

慎「薫!帰るべー」

薫「ちょっと〜…私も疲れてるの!気遣ってくれても良くない?」

慎「…先行くよ?」

薫「ひどっ!!」

慎「嘘、嘘(笑)待ってるから」

薫「もう…」

加山 慎。
私の幼なじみで、『お遊び倶楽部』のバイト。
彼女は無し。

慎「鍵は?」

薫「自分の無いのー?」

慎「出すの面倒」

薫「しゃーないなぁ」

─私達、訳であり同棲中なんです。

私の父親が、私を一人暮らしをさせるのは心配だから『慎と暮らせ』って言ったのが始まり。

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