携帯小説!(PC版)

碧 40

[247]  2010-02-10投稿
「お疲れさまでしたー」

今日1日、愛美はずっと
テンションが低かった。

きっと、いや、絶対原因は和樹くん。


「何かあったんですか」

スタッフルームで帰る支度をしていたら、高峰さんが後ろからボソッと聞いてきた。


あたしはどうしようか悩んだけど、
とりあえず高峰さんを
スタッフルームの外に
連れていった。


「なんですか」
「高峰さんが聞いてきたんじゃないですか」


高峰さんは面倒くさそうにしていた。

せっかく教えてあげようとしているのに…。


「で?」

あたしは愛美から聞いたことを
大まかに話した。



「…やっぱり」
「ふぇ?」

高峰さんはなんか呟いた。

何がやっぱり?


「いや、なんでも」


そう言って高峰さんは
スタッフルームに
戻っていった。

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