スラム part79
「修二!!残り30秒ちょっとだ!!攻めろぉ!!」
本山メンバーの声が重なる。
有効一個差で負けてる。
30秒しかないなら、市瀬は守りに入ってくるはずだ。でも、もう攻めるしかない。
再び組み合った。
瞬間、市瀬が背負い投げに入ろうとした。
ヤバい!!
ギリギリで踏ん張りさえぎる。
「真也ぁ!!無理に攻めるな!!守りを固めろぉ!!」
市瀬の高校、翔星高校の監督の声が響いた。
しかし、市瀬は止まらない。
攻めの姿勢を変えない。
一本で勝たなきゃ気が済まねぇのかよ。
俺もだ。
負けらんねぇ。
修二と市瀬、どちらもの攻めが激しさを増す。
今度は修二が背負い投げに入った。
が、決まらない。
お互い寝技には入らずすぐに立つ。
「始め!」
残り十数秒。
組み手争いは一瞬のものになっていた。
修二が市瀬の左襟を掴んだ瞬間、修二の右袖を掴み市瀬が一本背負いに入った。
体が宙に浮きかける。
市瀬と自分の体の間に無理矢理腕を入れ横っ飛びでかわした。
市瀬が技をかわした修二にくらいつく。
今だ!!
これが最後のチャンスだ!!
くらいついてくる市瀬の右袖を掴む。左襟を掴んでいる手を返す。市瀬の勢いに合わせ左足を右足の後ろへ。膝を曲げ、腰を下ろし、体の回転とともに左腕を市瀬の腕の間に差し込む。
そして、全力で引き上げる!!
市瀬が浮き上がった。
修二の背に乗り豪快に回る。
どうだよ市瀬。お前のに比べたら、正しい入り方じゃないし、かけ方も荒いだろ。
でもこれが俺の背負い投げだ。
バァーン!!
本山メンバーの声が重なる。
有効一個差で負けてる。
30秒しかないなら、市瀬は守りに入ってくるはずだ。でも、もう攻めるしかない。
再び組み合った。
瞬間、市瀬が背負い投げに入ろうとした。
ヤバい!!
ギリギリで踏ん張りさえぎる。
「真也ぁ!!無理に攻めるな!!守りを固めろぉ!!」
市瀬の高校、翔星高校の監督の声が響いた。
しかし、市瀬は止まらない。
攻めの姿勢を変えない。
一本で勝たなきゃ気が済まねぇのかよ。
俺もだ。
負けらんねぇ。
修二と市瀬、どちらもの攻めが激しさを増す。
今度は修二が背負い投げに入った。
が、決まらない。
お互い寝技には入らずすぐに立つ。
「始め!」
残り十数秒。
組み手争いは一瞬のものになっていた。
修二が市瀬の左襟を掴んだ瞬間、修二の右袖を掴み市瀬が一本背負いに入った。
体が宙に浮きかける。
市瀬と自分の体の間に無理矢理腕を入れ横っ飛びでかわした。
市瀬が技をかわした修二にくらいつく。
今だ!!
これが最後のチャンスだ!!
くらいついてくる市瀬の右袖を掴む。左襟を掴んでいる手を返す。市瀬の勢いに合わせ左足を右足の後ろへ。膝を曲げ、腰を下ろし、体の回転とともに左腕を市瀬の腕の間に差し込む。
そして、全力で引き上げる!!
市瀬が浮き上がった。
修二の背に乗り豪快に回る。
どうだよ市瀬。お前のに比べたら、正しい入り方じゃないし、かけ方も荒いだろ。
でもこれが俺の背負い投げだ。
バァーン!!
感想
感想はありません。
「 やいち 」の携帯小説
スポーツの新着携帯小説
- ベースボール・ラプソディ No.69
- ベースボール・ラプソディ No.68
- 大好きだった…ただ、大好きだった。
- 大好きだった…ただ、大好きだった。No.5 登場人物紹介
- 大好きだった…ただ、大好きだった。
- 大好きだった…ただ、大好きだった。
- 大好きだった…ただ、大好きだった。