携帯小説!(PC版)

トップページ >> 詩・短歌・俳句 >> ゴミ棄て場

ゴミ棄て場

[366]  兼古 朝知  2010-02-13投稿


止まりかけた時計
錆びくれた鉄棒
夕方の陽を浴び
虚しく染まるだけ

弾の切れたピストル
地に突き刺さる剣(ツルギ)
戦場の血を浴び
どす黒く染まるだけ

使い物にならないならば
あっさり棄てられる
ヒトも同じ ヒトも同じ
無能はすぐに棄てられる

私は電池の切れた人形だ
私はゴミ棄て場にいる

この意味が
棄てられた事のない
君にわかるかい...?

感想

感想はありません。

「 兼古 朝知 」の携帯小説

詩・短歌・俳句の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス