お遊び倶楽部?
薫「はぁー……」
慎「でっかいため息だな〜(笑)…なんかあった?」
薫「…なんもないよ」
慎「ふーん…風呂入ってきな?」
薫「うん…」
…慎には全部分かってるんだろうな。
優しいから聞かないだけで、なんでも協力してくれるし。
同情かもだけど。
慎がいなきゃ、私死んでたな(笑)
私が風呂から上がると、慎が珍しくお酒を飲んでいた。
薫「…どーしたの?」
慎「薫ー酎ハイうまいなー」
薫「まだ未成年でしょ〜?」
慎「良いじゃん♪……よーし!寝るかぁ!!」
薫「私も寝るー」
慎「一緒に寝る?」
薫「いや(笑)」
慎「冗談(笑)おやすみー」
薫「おやすみ(笑)」
これが私たちの日常。
いっぱい喋って、いっぱい笑って、寝る。
こんな日が続くと思っていた。
……私と慎の関係は複雑に絡み合って、捻れてしまったんだ。
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