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紅い女神〜セリアノスの騎士?〜

[290]  おねえ  2010-02-25投稿
翌日、晴れ渡った空の下、紅い国の城ではウリューゼアが来訪者を案内していた。

「今更、紹介もないと思うよ。彼らの事は知っているし、彼らも俺の事知っているじゃないか」

リュウはウリューゼアの隣りを歩きながら言った。

「だからよ。改めて紹介しなきゃならないの。正式な使者殿だもの。私を助けてくれるのでしょう?」

ウリューゼアは意地の悪い笑みを向けて聞いた。

「お前って時々意地悪だよな」

「あなたの反応が面白いからよ」

楽しそうに言って会議の間に案内したのだった。

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