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【夢くい】16

[320]  豚姫  2006-08-20投稿
「・・たくっ!!結局あの後は誰が攻めて来るわけでもなかたし、何だったんだよっ!!」
トキはダルそうに地面に座りこんだ。トキ、ライト、ミューは隠れ家のウルフ全員と合流して、広場に集まった。
「あの入り口の人もいきなり帰っちゃったしね〜」
ミューはライトに同意を求めるように、ライトを見て首をかしげた。
「・・・・・」
「ライト??」
「・・・シキがいない」
「えっ!!!???」
皆は周りの者達を見わした。
「・・いない・・シキがいないっ!!!!」
「・・・」
ライトはいきなり立ち上がり走り出した。トキがライトを追い掛け肩を掴み止めた。
「邪魔すんなっ!!!!」
「落ち着けって!!」
「離せよっ!!」
トキはライトの胸ぐらを掴み左頬を思いきり殴った。ライトは地面に倒れこみ、トキはまたライトの胸ぐらを掴んだ。
「落ち着いたか??・・・シキを捜しにいくんだろ??」
「っ!!当たり前だろっ!!!!」
「なら一旦落ち着けよ」
「・・・・」
「ふぅ〜シキを捜すなら俺達ウルフの鼻で捜した方か早い。皆で分かれて捜すから、お前とミューは俺について来い。分かったか??」
「・・・分かったよ」
トキはライトの胸ぐらを掴んだ手をはなして、皆の方を向いた。
「よしっ!!皆手分けして捜してくれっ!!俺は森を捜す!!」
するといっせいにウルフ達は走り出した。トキはもう1度ライトを見て、倒れたままのライトに手を差し出した。
「シキを捜しに行くぞ」
「ああ」
ライトはトキの手を掴み立ち上がりトキとミューと共に森へと向かった。



「微かにシキの臭いがする」
トキは狼の姿になり、森の臭いをかいだ。
「本当かっ!!??」
「ああ、ただ・・今日シキは1回この森に来てるから分かんねぇ〜」
「シキがここに??」
「なぜこんな所にいたから知らねぇけど」
トキは首をかしげた。
「シキ・・どこにいるんだろ??」

「!!!!」
いきなりトキは立ち止まった。
「どうした??」
「誰だ・・??」
「えっ??」
「ここにシキとかいだ事の無い奴の臭いが残ってる・・」
「なっ!!??・・じゃあ、誰かが隠れ家に侵入したって事か!!??」
「・・・・・あっ!!!!」
「どうした??」

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