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【夢くい】17

[324]  豚姫  2006-08-20投稿
「分かったんだよっ!!」
「何がだよっ!!」
トキは険しい顔をしながら唇を噛んだ。
「今日の男の変な行動がっ!!!!」
「えっ!!??分かったの??」
「アイツはおとりだっ!!アイツが入り口に侵入するフリをして攻撃して隠れ家の術を緩めて、ウルフを引き付けてる間に、誰かがこの隠れ家に侵入したんだっ!!」
「!!・・入り口以外から入れんのかよっ??」
「かなりの力を持ってる者ならできるっ!!そして魔法使いか、ウルフか、夢くいだな・・」
「・・じゃあ・・・シキは??」
「こうも重なったんだ。きっと連れていかれた」
ライトは驚き目を見開いた。
「!!!!ミュー行くぞっ!!」
「えっ!!??ドコに??」
「シキを助けにだよっ!!」
「だからドコにっ!!」
「絶対にシキを狙うとしたらアイツしかいねぇよっ!!サウロだよっ!!!!」
その言葉を聞き、ミューは下を向いた。
「・・でも・・」
「どうした??」
「ぁたし達にはまだサウロに勝てる力が無い・・」
「でも、シキが危ないっ!!」
「いいじゃんっ!!!!!」
ミューはいきなり大きな声で叫んだ。
「お前ら落ち着けって!!」
トキが声をかけたが2人は続けた。
「何でだ??・・何がいいんだよっ!!」
「・・ぁたしは勝てないと分かってて戦う程バカじゃない。無駄死に何かしたくない。絶対に魔法を説きたいのっ!!」
「そうだけどっ!!」
「シキはっ!!・・・・シキは・・ヒカリじゃないんだよ??」
「っ!!!!!」
「・・ヒーちゃんじゃ無いんだよ」
「・・そんなの分かってる」
「分かって無いよっ!!ずっとシキにヒーちゃんを重ねてるんじゃないの??」
「・・違う」
「シキがヒーちゃんと同じ人間だから」
「・・違う」
「ヒーちゃんみたいに、もう失ないたく無いだけでしょっ??」
「っ!!!違うって言ってんだろっ!!!!」
ライトはミューを睨んだ。流石のトキも驚いて固まっていたが、2人の間に入った。
「とりあえず1度戻ろう・・2人共分かったな」
2人はしばらく黙ったまま、頷いた。

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