スカバンburn!!最終章 -14- ゆずのおうち
――2日後 2年5組
波「あーぁ、しばらく練習ばっかやあ〜」
猛「大会に出んねんもん。せえちゃんのためにも頑張って練習せんと!」
光「練習ない日も今日だけやな」
波「じゃあ今日は遊ぼ!」
猛「どこで?」
波「んーどこがいいかなあ〜…あ!“ゆず”にあいたい!」
光「“ゆず”?」
猛「あ〜そういえば最近行ってないなあ」
光「どこに〜?」
波「じゃあ決定〜!」
慶「えー。」
猛「ええやん、ええやん★」
光「もーだから何?!!」
――猛「とうちゃーく!お邪魔しまあす」
慶「…」
光「ここって…」
波「わかったやろ?」
慶「俺んちや。」
4人は慶太郎の家に足を踏み入れ猛に続いて2階の慶太郎の部屋にむかった。
光「お邪魔しまーす…わあ」
部屋は光希の予想に反して綺麗だった。
机の隅に積み上げられた音楽雑誌、床に置かれたスピーカーの隣には綺麗に並べられたCDケース。壁には海外のバンドのポスターや様々なバンドのステッカーやらがぎっしり貼られている
波「ゆずはー?」
慶「そこらへんにおらん?」
慶太郎が布団をめくりベッドの下をのぞく
波「わーゆず〜」
すると出てきたのは白い猫だった
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