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唄うバカ

[522]  カラフル  2010-03-01投稿
朝の6時、家の中に電話の音が鳴り響いた。
久人は目を覚まし眠たい目を擦りながら電話に出た。
久人「はぁい、誰でぇ」
いきなり大きな声で話しかけてきた。
??「久人ちゃん、今日から中学生じゃないの!でもゴメンね、お母さんとお父さん、当分の間帰れないと思うの」
久人のお母さんだった。
久人「何で、帰れないんだよ?」
お母さんは自慢げに答えた。
お母さん「あのね、この前ベガスでカジノをしたの。そしたらお父さんがね全部賭けてみよって言うから賭けてみたの。」
久人は期待した声で聞いた。
久人「儲かったの?」
お母さんは元気に答えた
お母さん「駄目だった。でも大丈夫、仕事も見つかったしお金が貯まったら帰国するからねー」
久人「何言ってんの。食費はどうすればいいの」
お母さん「まぁ、がんばって」
カチャ、電話が切れた。
久人、大ピンチの中どのように生きていくのか?

第1話『無駄話』
久人は今日から『唄意奈再中学校』に入学する。校長が何かを話しだす。
校長「やぁ、皆さん。私はこの学校の校長と同時に今からナレーションをする鯖地五郎だ。」
校長「」←このような物が無くても全て私、校長が話している。そう今もだ。っと無駄話はさて置き久人は校長の話しにも耳を傾けずズーと考え込んでいた。
久人(世の中、厳し過ぎるよ、食費はどうしよ。節約か、そうだ洗濯は二週間に一回としよう。いや待てよ、それじゃあパンツはどうする。汚いままになる。希ちゃんのパンツ見たいなぁーって俺何考えてるんだ)
っとこんな感じで考え込んでいた。
校長「それではクラス分け表を貼るまで自由時間としよう」
周りがざわめきだした。
久人は歩きながら周りを見ていた。後ろから誰かが呼んでる声がした。
??「久人ー、」
久人の友人の太斗と雄二と希と秋と涼が居た。
太斗「何敷けた面してだよ」
太斗くん、久人は色々あるのです。聞かないで上げてください。
太斗「すみません校長」
久人「どうしたの太斗、急に謝って、」
太斗「いや別に」
涼「校長の仕業だな」
秋・希「うんうん」
校長「ではクラス発表をする。」
っと思ったが次回にしよう。
生徒全員「エェー」
第1話


次回
第2話『クラス分けと身体検査』

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