スカバンburn!!最終章 -16- 見破られていた嘘
2人は近くの公園に立ち寄った
光「…話って何…?(恐い…)」
秋奈は何言わずに公園の中を進むとようやく口を開いた
秋「うちが前にした質問のこと、覚えてる?」
光「……質問…」
秋「けえちゃんのこと。」
光「あぁ…うん」
秋「…嘘ついてるんやろ?」
光「…」
下を向いていた秋奈が突然光希と真っ直ぐ向き合った
光「…?」
秋「好きなんやろ?…はあ…うちさあ〜そういうの嫌いやねん!はっきりしいひんところとかさあ〜」
光「…はあ…?汗」
秋「何、うちに気ぃ使ってるつもり?好きなら好きって言いーや。みっきーも好きなんやろ?」
光「…ええ…まあ汗」
秋「ああ〜!!もうっ!いい?恋は勝負やの!!明日から正々堂々勝負して!!わかった?」
光「…汗」
秋「返事っ!」
光「は、はいっ!」
秋「負けへんから」
光「…汗」
――猛「で、今日から慶太の取り合い?」
猛は隣の席で寝ている慶太郎を見た
光「うん…」
波「もう!何弱気になってんの!あかんで、みっきー」
猛「そうや!譲っちゃあかんで!」
光「う、うん」
キーンコーンカーンコーン
「授業始めんぞーはよ席つけ」
光希はノートを開いた。そしてその瞬間手を止めた
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