来世で逢いましょう 第十話1
荻窪のラーメン屋
「どうだったよ、権ちゃん、えらいべっぴんさんだっただろ。ズズッ」
「あぁ、まさかあんな綺麗な人だとは思わなかったよ。まさにアジアン・ビューティーって感じだったな。ズズーッ」
「それで?話の方はどうだったのよ」
「あぁ、さっきの閣議でも報告したけど、向こう側は折れる雰囲気は全く無しだな。こちらの見解も説明してしつこく説得したけど平行線だったよ。ただな…彼女がやろうとしてる事、俺個人的には目くじら立てて反対する事も無いかな、なんて考える様にもなったんだ」
「おいおいおい、相手が美人だからって感情移入しちゃったんじゃないの〜」
「馬鹿言え!そう言う牛ちゃんだって容認してもいいみたいな事言ってたじゃないか」
「あぁ、でも軍自体の方向性としては阻止する考えに変わりは無い。俺自身そういう考えを持っていたとしても、最終決定権を持つ人間が向こうさんの肩を持つ考えになっちゃうのは、ちぃとまずいんじゃないのー」
「それとな、ちょっと気になったんだけど、彼女のメルアドの“ウェイライグアン”ってフレーズ、何処かで聞いた事がある様な気がするんだが、思い出せないんだ」
「えー!メルアドゲットしたの?合コンじゃないんだからさ〜」
「馬鹿言うな、これからの大事な連絡先だ。…それにな、あのネオという女性、以前何処かで会ってる様な気がするんだ。」
「出た出た、勘弁してくれよ。よく居るんだよね、惚れちゃった女が昔の幼稚園の先生にそっくりだったりしてさ、それで前にも会った事が有るなんて思い込んじゃう奴」
「いや、幼稚園よりも前の気がする」
「おい、どういう事だよ。まさか前世で、なんて言い出すんじゃないだろうな」
「…いや、何となくそんな気がしたもんで…さてと、じゃあやりますか!」
「おう!」
「せーの!最初はグー、ジャンケンポン!」
「かー!また負けかよ!これで5連敗だぜ、信じられねー」
「悪いな牛ちゃん。じゃ、会計宜しくな」
「どうだったよ、権ちゃん、えらいべっぴんさんだっただろ。ズズッ」
「あぁ、まさかあんな綺麗な人だとは思わなかったよ。まさにアジアン・ビューティーって感じだったな。ズズーッ」
「それで?話の方はどうだったのよ」
「あぁ、さっきの閣議でも報告したけど、向こう側は折れる雰囲気は全く無しだな。こちらの見解も説明してしつこく説得したけど平行線だったよ。ただな…彼女がやろうとしてる事、俺個人的には目くじら立てて反対する事も無いかな、なんて考える様にもなったんだ」
「おいおいおい、相手が美人だからって感情移入しちゃったんじゃないの〜」
「馬鹿言え!そう言う牛ちゃんだって容認してもいいみたいな事言ってたじゃないか」
「あぁ、でも軍自体の方向性としては阻止する考えに変わりは無い。俺自身そういう考えを持っていたとしても、最終決定権を持つ人間が向こうさんの肩を持つ考えになっちゃうのは、ちぃとまずいんじゃないのー」
「それとな、ちょっと気になったんだけど、彼女のメルアドの“ウェイライグアン”ってフレーズ、何処かで聞いた事がある様な気がするんだが、思い出せないんだ」
「えー!メルアドゲットしたの?合コンじゃないんだからさ〜」
「馬鹿言うな、これからの大事な連絡先だ。…それにな、あのネオという女性、以前何処かで会ってる様な気がするんだ。」
「出た出た、勘弁してくれよ。よく居るんだよね、惚れちゃった女が昔の幼稚園の先生にそっくりだったりしてさ、それで前にも会った事が有るなんて思い込んじゃう奴」
「いや、幼稚園よりも前の気がする」
「おい、どういう事だよ。まさか前世で、なんて言い出すんじゃないだろうな」
「…いや、何となくそんな気がしたもんで…さてと、じゃあやりますか!」
「おう!」
「せーの!最初はグー、ジャンケンポン!」
「かー!また負けかよ!これで5連敗だぜ、信じられねー」
「悪いな牛ちゃん。じゃ、会計宜しくな」
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