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お遊び倶楽部?

[290]  もンぶらン  2006-08-20投稿

薫「こんにちはー」

『お遊び倶楽部』に着き、お店の店員さんやホストに挨拶をする。

「かおちゃん、今日早いんじゃない?」

薫「遅刻ばっかりじゃないんだよ♪」

「いい子じゃん(笑)」

薫「あはは(笑)」

〜♪〜♪

私と店員さんが他愛もない話していたとき、携帯が鳴った。

「かおちゃん、携帯」

薫「うん……」

予想通り。
“山田拓海”だ。
しかも、メールじゃなくて電話。
…そー言えば、未だに拒否っていない(汗)
出ない訳にもいかず、通話ボタンを押す。

拓海《薫ちゃん?》

薫「はい。薫ですけど…なんですか?」

拓海《……今日、会えない?》

薫「あー…い、良いですよ…」

拓海《よかった。大切な話があるんだ…》

薫「は…い」

拓海《じゃあ、夜9時に南岸公園で》

薫「……わかりました」

…どーせ告白でしょ。
体目当てとか…?

また断らなきゃ。。。

「かおちゃん!店開けるから準備して!」

「あっ…はい!」


──その日、拓海さんは店に来なかった。

慎「今日は、あの金持ち来ないんだな?」

薫「うん…今日、先に上がるね!」

慎「あぁ…」

急いで店を出た。
もちろん、南岸公園に向かう。

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